データで強くなれる(かもしれない)シャドウバース+α

シャドウバースを中心にゲームのことについてだらだらと。

《アグロネクロ》シャドウリーパーの高打点で環境を突っ走る2~マリガンからゲームエンドまで~

今回は前回の記事から続いて、アグロネクロの戦い方を実戦を通して紹介していきます。何を考えながら戦えば良いかの参考になればいいと思っています。

 

そういえばカード効果修正のお知らせがありましたね。

  • 「ルーンの導き」の自分のフォロワーの進化時にコストが1になる効果が2に修正
  • ミニゴブリンメイジでサーチ出来る効果が「2コスト」ではなく「2コスト以下」に修正

 

個人的にはどちらもありがたい修正ですね。前者は大して使ってない上、使われると非常に厄介なカードです。何というか、このカードはよく進化殴りして5/1とか4/1のフォロワーに使われるため、見た目以上にヘイトがたまるカードですよね。

 

一方のミニゴブリンメイジは、いろいろなデッキに採用されていて面白いカードだと思っています。どうやらドロシーウィッチの弱体化だけだとOTKコンボエルフが牙城を築きそうだとかなんとか言う話だったような気がしますけど、そんなこんなで修正されてしまいましたね。

私のコンボドラゴンには何ら影響は無いのでふんぞり返ってメンテを待ち望んでいる訳ですが、ヴァンプやネクロにも微妙に向かい風なので、これは少し環境も変わっていきそうですね。

 

話が逸れてしまったので戻しまして、

 

デッキレシピなどはこちらから。

div8364973.hatenablog.com

 

それでは、早速行ってみましょう。

 

相手はドラゴンです。

 

  • マリガン

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このデッキのマリガンで意識することは主に二つ。

  • 1コストフォロワーを確実に引く
  • 1,2,3、2,3,4というように流れを意識する

まず1コストフォロワーは出せると出せないとではその後の戦況が大きく変わってくるので、確実に引いていきたいところです。ただ8枚なのでそう簡単には引けません。しかもスケルトンファイターではダメなので実質6枚です。

そのため、基本的には2コストのフォロワー以外は全てマリガンしていきます。ただ、仮に1コストが引けても他が4コストだったりすると意味ないので、2,3と言う流れが出来ているときに限り3コストをキープすることもあります。また、シャドウリーパーは基本的に残すことはありません。相手がウィッチ、後攻のビショップの時のみ残すこともあります。

マリガンをまとめるとこんな感じです。

  1.  2コストフォロワー(シャドウリーパー以外)1枚残してマリガン
  2.  2コストフォロワーの優先順位は スパルトイ > リリエル = コンジュラー > レッサーマミー
  3.  2、3コストの流れが出来ているのならそれを残して1枚マリガン
  4. とにかく1コストを1枚を最優先。次に2コスト(というより2コストは14枚もあり、勝手に来るため意識しなくても良い)

ただ、ドラゴンが相手の時だけスケルトンファイターを1ターン目から出していっても良いです。1コストフォロワーが入っていることも少なく、除去も使うなら2コストフォロワーに使うので生き残りやすいからです。

 

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ここでは纏わり付く亡霊だけ返して、シャドウリーパーが手札に加わりました。こちらが先行でバトルスタートです。

 

2ターン目

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1ターン目はお互いに動きナシ。2ターン目にはこちらがレッサーマミーをプレイし、相手は竜の託宣をプレイ。現状こちらの手札はあまり良くないので今後に期待です。

 

3ターン目

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こちらはラピッドネクロマンサーをプレイし、レッサーマミーで攻撃。すると相手は返しのターンでアイラをプレイ。一見、ドラゴン相手だとこれが悠長に見え、気分的に余裕になってしまうかもしれませんが、ドラゴンはヒーリングエンジェル、竜の闘気、サハクィエルからのルシフェルと思いの外しぶといので、気を緩めず行きます。

 

 

4ターン目

ここが一番大事なターンです。

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次、相手が進化可能なこのターンがこのデッキの最大の見せ場です。運良く手札にはシャドウリーパーがいるので、こいつを他のフォロワーと一緒に出していきます。前の記事でドラゴンには竜の傷があると言いましたが、これまでやってきて撃たれたのは1回だったので、警戒するほどのものではありません。この場面なら出していって良いです。また、今回のように迷うこと無く顔殴りの場面なら良いですが、もう少し悩ましい盤面だったとしてもここでアイラを破壊することだけはしてはいけません。

なぜなら、そうしてしまうと次ターン相手のPPが6に到達し、エンハンスサラマンダーブレスでシャドウリーパーが焼かれてしまうからです。

 

5ターン目

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相手は引きが悪かったのか、アイラでラピッドネクロマンサーを取るに留まり、ターン終了。そのためこちらはシャドウリーパー進化で総攻撃し、デモンストライクで相手の体力を1まで追い詰めます。

 

6ターン目

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サハクィエルからのルシフェルで難を逃れようとしますが時既に遅し。後は手札のカードでリーサルです。

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今回は相手が5ターン目動けていませんでしたが、仮にここでドラゴンウォーリアを出され、さらにPPブーストのためアイラで敢えてトレードを取ってきたとして、シャドウリーパー以外取られていたとすると、

 

相手:体力11、盤面は手負いのドラゴンウォーリア。PP6

こちら: 体力20、盤面はシャドウリーパー4/4

 

ここからシャドウリーパーを進化させ、デモンストライクを撃つと9ダメージなので

相手の体力は2。

 

次に相手のターンサハクィエルからのルシフェルでシャドウリーパーを取られ、相手の体力は6。

 

こちらのターンでレッサーマミー(疾走+進化)で殴り相手の体力2、スケルトンファイターとシャドウリーパーを出します。

 

すると、ルシフェルを出したところで進化出来ないのでリーサル、エンハンスサラマンダーブレスでも舞踏があるのでリーサルです。あり得るとすれば、もしもう1体サハクィエルがいて、そこからルシフェルを出せば、相手の体力6,3/3のシャドウリーパーと死の舞踏しかないので相手の体力は削れて1なのでリーサルを逃れますが、それでも1です。ファントムハウル、デモンストライク、ケルベロス、死の舞踏と、十数枚の中から1枚引くだけで勝てます。

 

つまり、勝ち濃厚の状態だったという訳です。ただ見ただけでは相手の引きが悪かったから勝てたように見えますが、良くても殆ど勝ちの状態まであの時点で持って行けてたんですね。考える事も殆どありませんでした。

 

 

ただ、これは相性が良いドラゴンが相手の場合です。次はコントロール系のネクロとの一戦を紹介します。