データで強くなれる(かもしれない)シャドウバース+α

シャドウバースを中心にゲームのことについてだらだらと。

どうしてもA、AAから上がれない人へ~masterへの道~

こんなたいそうなタイトル冠してますけど、たいしたことは言わないのでどうか肩の力を抜いてくださいね。

 

シャドウバースというゲームの基本的な目的は、勝負に勝つことでBPを稼ぎ、頂の称号であるmasterになること――

 

――で、初めて目的へ向かうスタートに着くことが出来ます。

 

という、廃人みたいな考えはさておき、とりあえずはみんなmasterになるために毎日毎日頑張る訳ですね。

BPというのは低ランクの内は勝ってもらえるBP:負けて減るBPが2:1くらいなので、2回負けても1回勝てばイーブンな訳です。つまり取り敢えず勝率5割を維持し続ければ自ずとランクは上がっていく訳ですね。

 

そうして順調にBPを稼いでいくと、あるときAランクに到達します。

Aという記号に、Dとは違う高貴な印象を受け、Cでは感じることの無い築き上げた歴戦の証を感じ、Bとは一線を画する実力の証明に心躍ることでしょう。

 

現在masterの方は初めてAになったときの心境を覚えているでしょうか?

 

ちなみに、私はAになったときに思ったのは喜びでも達成感でも無く絶望でした。

 

「master遠いな…………」

 

端からmasterしか目指していない人は大体こんな感じじゃ無いですかね。勝率データ厨と自分で言っているように、どうせやるなら少ない勝利数で実力って言うやつを見せつけていきたい訳です。

 

ただしかし、A辺りから思うようにBPを稼げなくなってきます。それは何故か。簡単です。

Aまでは基本的に勝率5割なら到達出来ます。つまり、普段TCGをやっているようなひとや、カードゲームが好きな人はAランクまで簡単にこれる訳です。

 

しかしAランクから勝ってもらえるBPと負けて減るBPが同じくらいになってきます。これが何を意味するかというと、勝率5割ではいつまで経っても上に行くことが出来ないと言うことです。

 

そのため、Aランクにはとんでもない数のプレイヤーがたまっており、勝っては負け、勝っては負けを繰り返しAランク帯が増え続けていくんです。すると、同じ実力の人が集まっている訳ですから、そこから何か一つ抜きんでたり、自分なりの戦略、戦術、キーカードなど、

 

 人との違い=強さ

 

にしていかないと、勝ち続けることは出来ないんです。

また、少し話は飛躍しますがAランク帯を勝ち抜けると、今度は魔境が待っています。

 

それがAAランクです。

 

AAは人によってはすいっと上がれる人もいれば、そこで500戦以上費やしてしまう人もいます。このAAというのはとんでもない絶対数のAランクを超えてきたそれなりの猛者が集まっています。ここで勝ち続けるというのは、本当に難しいことです。

 

話を戻します。

 

それでは、AやAAから上に行くためにはどうすればいいのか。ただ純粋に回数を重ねるのも良いと思います。

でもそうじゃなくて、それなりにまじめにやっている、時間も割いている、でも勝てない!! っていう人のために、自分が考えていた事を幾つか紹介します。

 

まずは「勝ちに貪欲になる」ということです。

 

はぁ? こっちは勝ちしか考えてないのに勝てないから言ってんだろぉぉお!?

 

って、そう思いますよね。

じゃあ、勝ちに貪欲ってどういうことか。

 

それは、自分が勝てるデッキをしっかり知ることです。それはイコールで使っているデッキの勝率を見れば一目瞭然です。

これは私の例を示します。私がB3辺りからAA3くらいまでつけていたデータでは

1001戦592勝409敗 勝率 59.14%

という感じで、100戦以上のリーダー勝率トップスリーは

  1. ロイヤル 235戦152勝83敗(勝率64.68%)
  2. ドラゴン 280戦174勝106敗(勝率62.14%)
  3. ビショップ 274戦159勝115敗(勝率58.03%)

 

となっています。これはスタンダート環境中期からエボルヴ環境終期までの戦績です。このデータを見る限り、環境トップにいたエルフやウィッチを私は上手く使えないことが分かります。

よく勝てないときは、環境デッキを握ってみたりすると思います。すると、慣れないデッキなためそう簡単に勝てないと思うんですが、そこで大体の人は、負けた試合ほど即リタイアしたり、即次の一戦にいってしまいます。そうして、勝ったときだけの印象が強くなり、実際勝率は高くないのに使い続け、結局BPは3時間で-100みたいなことになります。

 

ちなみに、各リーダーとの対戦成績も重要です。1位のロイヤルの場合、

  • 対エルフ 30勝14敗
  • 対ロイヤル 31勝16敗
  • 対ヴァンプ 16勝8敗
  • 対ネクロ 9勝4敗
  • 対ウィッチ 19勝10敗
  • 対ドラゴン 9勝6敗
  • 対ビショップ 38勝25敗

このデッキに関しては本当にお世話になったデッキで、このようにどのリーダーにも悠々勝ち越しています。ただこれを見ただけで

  • 環境上位のリーダーをメタっているためエルフやロイヤル、ビショップに強い
  • ドラゴンやネクロなど、あまり見かけないデッキには弱い

くらいのことなら分かります。このようにデータを付けると、実際にデータを取ることで数字で戦績が分かるほか、負けるとまざまざと結果が悪化していくので、緊張感を持てます。楽しむためのアプリでここまでするのは本当にmasterになりたいからこそやるのであって、純粋に楽しみたいならおすすめしません。

つまりまとめると、

 

面倒でも戦績のデータを取って、自分の得意不得意を見極める

容赦の無いデータと戦い、常に緊張感を持って戦う

と、こんな感じです。

 

自分の経験則ですが、

 

勝率58%

これがmasterまで行けるデッキの最低勝率ラインです。100戦近くしてこの勝率を割るようならmasterへは当分行けません。そして、この勝率はあくまで最低ラインです。

 

私はmasterまで900勝くらいかかっていて、そんな勝率で何言ってるんだと思うかもしれませんが、AA2時点では上記のロイヤルは120戦ほどで勝率72%、masterまで800勝ちょっとで行ける計算でした。

 

それでもAA2~AA3で負け続けたところを見ると、

 

A~AA:勝率62%~68%

AA~master:勝率58%~62%

 

これくらいで安定しないと幾ら戦っても厳しいような気がします。

沼の経験者として、デッキ相談などいくらでも乗ります。ある程度勝率が低い方が強すぎる人より相談に乗りやすいんです、そうです。じゃないとやってられません。

 

そんなわけで、久しぶりに勝率について語りました。勝率についての記事は驚くほど読まれないので、ほどほどにします。

 

それでは、また。