バハムート環境期待の竜爪の首飾りと、コンボドラゴンの20点バーンの可能性
この記事は、先日紹介したコンボドラゴンの回し方を実例を交えて紹介していきます。
まだフリーでしか戦えていないので、ランクマッチなどでしっかりとしたデッキと戦う際にはあまりあてにならないかもしれませんが、それはこのデッキも同じで、ここから改良の余地がありますので、いろいろ至らない点はあるかと思いますがよろしくお願いしますね。
それでは、このデッキの使用感と回し方を見ていきましょう。今回は有利な相手とのマッチングを例に紹介していきます。
このデッキが得意なのは低速コントロールです。また、8~9ターン目にリーサルを急に取りに来るようなデッキも得意です。超越とは当たっていないので何とも言えないですが、もしかしたら5分以上つくかもしれないですね。
-
ランプ系ドラゴンとの対戦
それでは、おそらくディスカードを多少取り入れたランプドラゴンとの対戦です。
- マリガン
これはマリガン終了時の手札です。後で動画で紹介しますが、これは3枚マリガンした結果です。かなり理想的です。
このデッキの理想的な初期手札は、
- 託宣を引けている
- サラマンダーブレスを引けている
- アイラorカイザを引けている
といった感じなので、まぁこの手札はいい手札と言えます。ただし、この手札だと相手がテンポウィッチやアグロヴァンパイアだとかなり厳しく、この後PPブーストをしてサラマンダーブレスを撃った後に相手がテンポロスしない限り、何もできず負けます。
- 1ターン目
ここはお互いパスでした。
- 2ターン目
ここでもお互いパスですが、こちらをご覧ください。
この手札なら、荒牙の少女と運命がプレイできます。ただプレイはしません。その理由は前回の記事を読んでいただければわかると思います。
- 3ターン目
相手はアイラをプレイし、こちらはカイザをプレイしています。このように、相手が低速デッキだと手札は減りませんので、リーサルを常に意識できます。ブログタイトルにも書いていますが、このデッキはワンターンキルも視野に入れます。
ワンターンキルなんて夢のような話だと思いますか?
実際そうかもしれません。しかし、このデッキはそれが可能なように構築されています。
- 4ターン目
カイザがブレイジングブレスで除去され、続けて2体フォロワーを展開されます。返しのターンでこちらは託宣からアルティメットキャロットを進化させ、相手の2/3フォロワーと一方のトレードをします。
このタイミングで竜爪の首飾りをプレイするのはあまりにテンポロスなので避けています。しかし、ここで竜爪が置けると、続くターンでサラマンダーブレスが
1体に4点+全体に3点という火力になるので、盤面のリセットはどちらにせよできたと思います。ただ、結果的にここで竜爪を置いていたらたぶん負けています。それは後々。
- 5ターン目
相手はジークフリートをプレイし、アルティメットキャロットを破壊。進化は切らずにアイラとキットで攻撃して4ダメージです。そして返しのターン、こちらはサラマンダーブレスで全体除去をしてターンエンドです。
相手が進化しないのは、除去を恐れているという線と手札に高スタッツ疾走フォロワーがいる線が考えられますね。このデッキは普通に進化権を余らせて勝つこともしばしばあり、ということは相手も除去の進化権は切らないので、慎重な方は除去を恐れて進化を渋ります。これはこちらの思うつぼです。
- 6ターン目
相手は騎竜兵をプレイ。ここでも進化を切らずにターンを返します。
さてここで一つ。なぜ相手はこんなに進化を渋るのでしょうか。ここでならもう7PP まで来ていて、一つも進化権を切っていません。なら進化してもよさそうですよね。
答えは簡単です。こちらの手札が多いからです。
例えば、相手がビショップで手札が多くあまりフォロワーがプレイされてなかったら何を警戒しますかね。
まぁ、もちろんあの全体除去ですよね。あれを考慮できるかできないかが中堅への道です。
では、この状況は相手にとってどう見えるか。
-
手札を貯めるのは相手へのけん制
こちらとしては、ワンショット、ワンターンでの決着を狙っているので、コンボパーツである運命や荒牙の少女を温存しています。それが、相手には全体除去や確定除去を持ち腐れているように見えるのです。手札が少なければ、思い切って進化も切れるでしょう。しかし、こうも手札をキープされていると、考慮しないわけにはいきません。おそらく現環境なら相手は竜巫女を引けていないディスカードやランプドラゴンを想定するでしょう。
しかしこちらは、まさかの荒牙コンボドラゴン。おそらく想定外でしょう。
返しのターンに私はついに竜爪の首飾りをプレイし、手札のアルティメットキャロットを進化させ、竜爪の効果により騎竜兵とトレードしています。
つまり、相手は騎竜兵を進化させなかったことで負け筋を作ってしまったのです。
ちなみに、ここで進化されていた場合、新たなる運命で死の舞踏を探しに行きます。こういった、解決できる可能性があるというのが強みですね。
- 7ターン目
しかし、ここで突然の次ターンリーサル。騎竜兵でコストを下げたギルガメッシュが進化殴り、そしておまけのキットです。
さらに言えば、相手はトップが強いタイプのデッキに見えるので、これ以上の引き延ばしは守護がいないこのデッキでは愚策です。一応フォロワー進化とエンジェルバレッジでこの場は凌げますけども。
と、ここでドローしたのは荒牙の少女。
おや…………?
なんだか面白そうですね。ここで皆さんはどういうプレイングをしますかね。
私は――――
――勝ちに行きました。
まぁ、せっかくこんなデッキ使っているんですから、ここまで回ればコンセプトを通してもいいでしょう。
荒牙の少女を2枚プレイし、新たなる運命をプレイ。リロードした手札に新たなる運命があればリーサルです。そしてその結果がこの画像。見事に引けました。
ちなみに、ここで新たなる運命が引けていなくても、サラマンダーブレスと荒牙進化で一応ギルガメッシュは倒すことができます。
そして新たなる運命を使用。見事勝利しました。このターンのダメージは24ダメージ。笑っちゃいますね。
ただ、今回はお相手が竜巫女(入ってるかどうかは定かではない)を置けていなかったし、基本的にあまり回っていなかったからうまくいっただけというのもあります。でも、決まるということが大事だと思います(あてつけ)。
あと、光の道筋をキープしていると荒牙の少女からの新たなる運命連打のダメージが増えます。
例えば、手札6枚で光の道筋がある場合とない場合で、新たなる運命から引いてきた新たなる運命でバーンダメージを与えるとき、
- 光の道筋なし:新たなる運命で5枚リロード+次の新たなる運命4枚リロード
- 光の道筋あり:新たなる運命で5枚リロード+次の新たなる運命5枚リロード
このように、続く手札の枚数に差が出ます。もし今回のように場に荒牙の少女が2枚いて竜爪の首飾りがあれば、上は22点、下は24点。2点も変わってくるんです(この例の場合どちらにせよリーサルですけど)
それに、単純にまた新たなる運命を引ける可能性が上がるんです。一石二鳥とはまさにこのことですね。
ちなみに、こんな展開もありました。
もう勝ちです。手札の荒牙の少女を3枚プレイ。余ったPPで新たなる運命。これで新たなる運命を引けなくてもリーサルです。簡単ですね。
さて、今回の戦いはリプレイ機能のおかげで動画にできています。この流れるような20点バーンをぜひ見てみてください。きっとこのデッキを使いたくなることでしょう……?
ちなみに、このデッキの最高打点として
場に竜爪の首飾りが2枚。荒牙の少女が3枚。手札の新たなる運命で光の道筋1枚含む8枚をリロードを3回繰り返し、残るPP でエンジェルバレッジを撃つと
合計で93点くらい出ます。1ターンで。ふざけてますね。これをすると、デッキは先行で考えて、最初の手札3枚+約10ターンとして10枚ドローで残り27枚。9枚引く行為を3回するので27ドロー……って、あれ。
この理論値きれいすぎないか……?(適当なので間違ってそうだけど)
ちなみにもっと現実的なのであっても、場に竜爪の首飾りが2枚、手札から荒牙の少女3枚プレイ、新たなる運命2回で30点くらいは出せます。
ふざけた話のように聞こえますが、相手が遅めならなかなかいい感じに決まります。そうなるように組んでいるデッキなので、なかなか決まります。決まると楽しいですよー。
次は、不利な相手との戦い方について紹介できればなぁと思います。
きっと、何もできず負けるだけですけど。
動画は、Twitterのほうにでも公開したいと思います。
後で↓この辺にリンクを張っておきます
(うまくいかなかったのでまたの機会に)
それでは、また。