【ローテーション】今シーズンはどのデッキで勝負?:アグロエルフ編
お久しぶりです。生きてます。
一旦シャドウバースから離れたと思えば、いつの間に再熱。
都合が良いとはこのことですね。
それもこれも、バフォメットがナーフされたのが悪いんです。
確かにバフォメットのせいで倉木が大暴れしてましたけど、バフォメットはいろんな可能性を秘めた面白いカードだったのに……
そんなこんなで、新弾【クロノジェネシス】が収録されてから、また再開したわけです。最初は面白いコンボデッキをまた作ってやろうと意気込んで、カードリストを見たわけです。
「おぉ……面白そうなカードがたくさんあるぞ……!!」
と、心躍ったのですが、どれもこれもローテーションでは重要なキーパーツが落ちてしまい、使えない事態が発生。
泣く泣くアンリミテッドで回してみようと思ったのですが……
魔境でした。
遅い始動の面白コンボデッキがアンリミテッドの何でもありに叶うはずもなく、為す術なく破れていく。単に面白いデッキではなく、ある程度ランクでも回せるデッキが作りたい自分としては、これはちょっと無理だと判断し、ローテーションでおとなしくランクマッチを回すことになりました。
いろいろ壁にぶち当たり、5時間くらいやっても-100なんていう悲しみを味わいつつ、それでもなんとかGrandMasterになれました。やったね。
いろんなデッキを使いました。
さてさて、それでは本題。
今シーズンはバハムートや幻惑の魔術師がナーフされたことによって、環境が大きく変わったようです。というか東日本RAGEの影響の方が大きそうですが。
そんな中で戦ってみて、今回はどのデッキなら一番ストレスフリーに戦えるかなぁと試してみたところ、アグロエルフが良いんじゃないかという結論に至りましたので、紹介してみたいと思います。
それではまずデッキレシピから
【ローテーション】アグロエルフ
それでは所感の方を。
何故アグロエルフか
最初に今回はどのリーダーを触ろうかと考えたときに、ナーフされていないリーダーが良いかなぁと直感的に思いました。
と言うわけで前シーズンでも少しお世話になったアンリエッタ象さんエルフを使ってランクマッチに臨みました。するとまぁ思った程度には勝てたのですが、なんとなくもっと勝てても良いのになぁと思ったわけです。
アンリエッタ象さんが決まる確率はそれほど低くなく、かつ中盤の盤面制圧や前半の猛攻を凌ぐ力もそれなりに備えています。だからこそ勝てるは勝てるんですが、なんというか今シーズンこれが来てるとは言えない感じでした。
それでもある程度戦いを重ねている間に、なんというか前半5PPに至るまでの無駄がすごいなと思ったんです。基本的に象さんで勝つ事を考えているため、前半は取り敢えずパーツを集めたり相手のフォロワーを処理したりするわけですが、そこでやることがない展開が多くあり、それがこのデッキじゃない感を強めたんだと思います。
そこで前半強く出れるアグロにしてみようと思いました。
使ってみての感想
単刀直入に言うと、結構勝てます。大型連勝はなりませんでしたが、安定して5連勝位出来ているのでもう少し触ってパーツを最適化していきたいと思います。
相性ですが、まだそこまでしっかり回せていないので確実なことは言えないですが
以下のような感じです。
ミラー:先攻超有利
ニュートラルエルフ:微有利
ドロシーウィッチ:若干有利or微不利
土ウィッチ:有利
ランプ(無謀)ドラゴン:かなり有利
原初ドラゴン:微不利
ヘクターネクロ:五分
ビショップ:ほぼデータ無し
アーサーロイヤル:微有利
アグロヴァンパイア:五分
復讐ヴァンパイア:五分
ヨルムンヴァンパイア:不利
ミッドレンジネメシス:超不利
ネメシス系全般:超不利
戦う機会が多かったのは、
- ドロシーウィッチ
- ミッドレンジネメシス
- ヘクターネクロ&アーサーロイヤル
でした。ドロシーとはそこまで不利なマッチアップではないと思っています。先攻がもらえればかなり有利が付きますし、後攻であっても4ターン目にキマイラ+マンモスや5ターン目にドロシーが飛んでこなければリーサル圏内も見えてきます。
ドロシー相手では小さいのでこつこつ殴り、パンプアップなどを駆使して体力を10位まで持って行ければ、あとはイピリアと疾走エルフでどうにかなります。
こちらの強いムーブは、
先攻で3ターン目相手の2/2を1コスト+インセクトキングで処理し、続く4ターン目に1コスト2体+妖精の調べが決まればあとは適当にやっても勝てます。
逆に守りで言えば、炎精の森が場にある際に対空射撃を使えば、早めに出てきたゲイザーを処理することが出来ますし、基本的には茨の森が置ければ序盤は五分以上で展開することが出来ます。
またドロシーにはイピリアが非常に有効なので、5ターン目イピリア6ターン目イピリア攻撃+対空射撃+イピリア出しする余裕があれば、大きく勝ちが繋がります。
問題はネメシスです……
6戦やって勝てたのは僅か2戦。なぜか人形糸が入っていたり、そもそも除去ベースのデッキタイプがこっちにガン刺さりして、茨の森が置けないと目も当てられない状況になっていきます。スピカもキツいですし、守護もそれなりに置かれてしまうので、今のところ戦っていて良い思い出はありませんね……っていうかなんでこんなにネメシス増えてるの……
実際の戦い方
それでは、実際にどんな感じの戦い方になるのかを見ていきたいと思います。
1ターン目
マリガン後の手札がこちら。ほとんど理想です。
先攻:1コストフォロワー>炎精の森>インセクトキング>2コストフォロワー
後攻:1コストフォロワー>=炎精の森>森荒らし>=2コストフォロワー
といった感じです。先攻は3ターン目インセクトキング+1コストフォロワーを決めたいのでインセクトキングは狙いに言って良いと思います。1コストフォロワーは何でも良いですが、ウォーターフェアリーかゴブリンですね。
後攻では、相手に1/2を出された際に1コストフォロワーは出しにくいので、そんな時に炎精の森から入れれば強いです。
2ターン目
運良く相手が何も出さなかったので、こちらは引いてきたフェアリーウィスパラーをプレイ。これは手札的にほぼ勝ちの手札です。相手がドロシーやネメシスの場合はこの状態でも油断は禁物です。
3ターン目
非常に微妙なキャプチャですが、インセクトキングプレイ時の瞬間です(ブーンってところを納めたかった)
前述の通り、1コスト+インセクトキングで相手の2コストフォロワーを処理しています。あーこれはお相手暖まってきました。
4ターン目
4ターン目にしてこうなってしまうのがこのデッキの恐ろしいところ。
ドロシーよりよっぽど早く怖い展開です。
2,3ターン目に除去出来ていればこうはなりませんが、逆に言えば除去出来ないとこうなってしまうということです。
ただ相手がドロシーならここからマジックミサイル+オウル進化+ドロシーだったり、刃etc……と続きますし、ネメシスは人形糸、操り人形、各種アーティファクトで除去が追いつきます。それでも1体フォロワーが残っていれば継続的にダメージは出せるのでまたなんとかなります。
ちなみにこの戦いでは次のターンに
こうなってゲームセット。
リーフマンってこんなに強かったのか……
ただリーフマンはネメシス相手にそれほど除去耐性が機能しないので、それも痛いところ……
これは上手くいったパターンですが、基本的にはフォロワーを横に展開+パンプアップでフェイス→除去が追いつき始めたら妖精の使役者とイピリアを考慮し、相手のリーダータイプによって守護の有無を判断して、リーサルを目指していきます。
基本的には使役者を保持してフェアリー三枚と同時だしによる勝利を狙ったり、それで勝ちきれない時は蔦の魔弾生成おばさんで勝ちに行きます。
そのため使役者での勝ちが見えるラインまで来たらフェアリーを最低三枚ためるプレイングが重要になってきます。
あと、このデッキはビートルウォーリアーが一枚しか入っていませんが、それには理由があって、なかなかこいつが活躍する場面がないからです。使ってみると分かったんですが、使役者が欲しい場面はあってもビートルウォーリアーが欲しいという場面があまりないんです。3コスト使う前に二枚プレイが必要なのが若干キツいのかもしれないですね。使役者は4コストなものの、プレイしたフェアリーを強化しつつ残せるので、次に繋がりやすいですしね。
このデッキを使っての今後
とりあえずもっとこのデッキを回して最適化を進め、MP5000くらいまで頑張ってみたいと思います。あまりにもネメシスが増えてこない限りは、5000までこのデッキで頑張りたいと思います。また進展があれば記事にしたいと思います。
それではこのへんで。
グランドマスターになりたいならヴァンプで良いんじゃない?
こんばんわ。
突然ですが、皆さんシャドウバース勝ててますか?
勝てている人は、どんなデッキを使って勝てていますか?
好きなデッキ、勝てるデッキ、拾ったデッキ、効果やコストカーブと睨めっこして作ったお気に入りのデッキでしょうか。
今私はまるで勝てていません。
その理由はいろいろあって、研究が追いついていないことや、自分がしたいことをするデッキ、つまり厳密に勝率を意識したデッキではないこと、プレミ、etc……。
ただ、今シーズンから追加されたグランドマスターというのには、なってみたいなという気持ちがあります。マスターになってから、ランカーや勝率というのを意識してやったことがない手前、10000MPというのは遠い目標ではありますが、決して困難と言うことでもないと思いました。
しかも環境が始まりたてなので、いろいろなデッキや固まりきっていない有象無象のなかで、光るものが見つけられれば短い間であっても、輝けるデッキは多くあります。なので少し頑張ってみようと思ったんです。
そして、結果から言うと、掲題の通りです。
今やシャドウバースで見ない日はないアリスと昏きが中心のヴァンパイア。他にもカラボスを軸にしたヴァンパイアもありますが、ここでいうヴァンパイアとは前者を指します。
先に言っておくと、MP、またはBPを稼ぐという点で考えれば、今このデッキを使わない手はありません。それぐらいのポテンシャルを持っています。流行りまくっているから、ちょっと手が出ない、そんな野次馬的に流行デッキに乗っかりたくない、という気持ちも分かります。それは個人の自由です。
ただそれで、ヴァンプ使いを揶揄するのはさすがにあれですよね(少し前まで自分もそっち側)。
最初は対策を考えたり、いろいろメタデッキを構築してみたりはしましたが、それほど勝率が変わらないことばかりか、ヴァンプ以外のデッキによく負けるようになったりしてしまいました。
大した対策をしなくても、今現在流行っているほぼ全てのデッキに有利が取れるヴァンプ、使わない手はありません。ほら、そこのあなたも。
昏き底に手を伸ばしてみたらどうです?
実際に何が強いのかを、考えてみると以下の点が挙げられます。
- 先攻で一度テンポを取られると巻き返すのが非常に難しい
- 後攻であってもテンポの奪い合いには他のニュートラルデッキ相応かそれ以上
- テンポの取り合い関係なく、特定のフォロワーやスペルがないとどうしようもない展開に持っていかれる(昏き)
まず、1です。
これは言わずもがな、ゴブリン→トーヴ→グリームニルorゴブリンリーダー→豪拳の用心棒orアリス(ここで完全に負け)の流れの強さですね。
ほぼ完璧な対応ができる手札でない場合、このまま封殺されます。2/3/3がほぼデメリット無しでやってくるなんて、エンシェントエルフが引っ張りだこの頃から考えれば、凄まじい話です。
相手が先行の場合、アリスを先に出されるのでフォロワー同士の殴り合いは確実に負けます。なので、除去札を間髪なくぶつけることで、一応更地を維持することはできます。ただ、その場合6,7,8PPの動き次第では一撃で20点吹き飛ばされるので、結果的に解決にはなっていません。
2についてですが、これもトーヴや豪拳の用心棒によるものです。たまに入っていたりする緋色の剣士もこれに該当します。トーヴは3ターン目にゴブリンと、4ターン目に2コストニュートラルと一緒に出すことで、突進になるという恐ろしい効果を持っているので、もはやデメリットではありません。よって後攻からでもテンポを取られてしまいます。
そして、3があることがこのデッキを最強たらしめている要因です。
例えばネクロのような、序盤の除去札に優れているリーダーであれば、頑張って序盤を凌ぎきることが可能です。その場合、大抵のデッキは息切れするので、ミッドレンジの強さを生かして押し切ることができるのが普通です。
しかしこのデッキは、プレイング次第では7ターン目に20点飛ばすことができるので、全く安心出来ません。
具体的には、バフォメットから昏きを5コスト化して回収し、6ターン目に昏きプレイ、7ターン目に昏き進化殴り+アルカードといった感じです。書くまでも無いですね。
このワンターンキルを凌ぐには、一番容易な方法として守護を複数体出す。ランダム指定(妖精の悪戯など)で退かす、変身させる(冬の気まぐれ、火ネズミ化)、あとはビショップのノイシュやネクロのカムラも有効です。特にカムラはかなり相性が良くなっています。
でも、「とはいえ」なのです。
結局それもこのデッキの勝ちパターンの一つであって、さっきのように上手く回られると何もできずに負けてしまう、それがこのデッキの強さです。
ネクロもウィッチも対応策はあるものの、それがこのデッキへの回答にはなり得ていないのです。逆に言えば、他のリーダーは上手く回られればノーチャンスですね。
弱点を強いて言えば、殆ど動き方は決まっているので、相手の次の動きが想像しやすいということでしょうか。まぁ大体分かっていても何もできないですが。
ただ、このデッキを使ったからといって勝率が跳ね上がるかというと、そんなことはありません。もちろん、その辺のデッキよりは良くなりますが、それなりに数をこなして戦い方を身につけないと、結構な確率でリーサルに届かなくなってしまいます。それくらいには、このデッキも研究されているのです。
ですがそれも「とはいえ」
先攻であれば、トーヴとアリスを最優先で拾いに行きます。次にバフォメットやその他2,3コストフォロワー。
後攻であってもほぼ同様。ただ相手リーダーによって、相手もニュートラルベースのデッキであると想像出来たら、盤面の取り合いに強い手札にするべきですね。
ミラーで相手が先攻である場合、4ターン目までにフォロワーをくまなく潰し、アリスをひいていないことを祈り、5ターン目バフォメットをされないように祈りましょう。
結論:グランドマスターになりたいならヴァンプで良いじゃん
このヴァンプなら、よほど運が悪くなく、よほど下手でない限りは試行回数がある程度あればグランドマスターになれます(当社比)
他のデッキでグランドマスターになっている人は本当にすごいと思います。デッキ教ええて下さい。
この記事を一ヶ月後くらいに読み返して、鼻で笑えるようになっていると良いなと思います。
あと、バフォメットナーフだけは本当に止めて欲しい。確かに今はものすごい悪さしているカードではあるけれど、それ以上に可能性を秘めているカードなんです。このカードがナーフされるようなことになれば、本格的に「コンボ」が公式に推されていないことが明確になってしまうような……。もちろん、コンボの形はいろいろで、いろいろなリーダーで実現可能ですが、バフォメットのようなコンボパーツが、新弾の強力カードを補助するという原因でナーフされる場合、今後もそんなことがいたちごっこのように繰り返されるだけなので、コンボの夜明けは相当先になってしまう、様な気がします。
以上、それではまた。
新弾【ワンダーランドドリームズ】を目前に控えて
お久しぶりですね。
このブログを更新するのもかなり久しぶりです。
シャドウバースをするのも、かなり久しぶりです。
何も考えず、時間ができたのでシャドウバースを開いたんですが、新弾を目前に控えていたんですね。良いタイミングだったみたいです。
もう殆ど新カードの情報は出きっているようで、ニュートラル強化が顕著なようですね。エルフ+ニュートラル、ウィッチ+ニュートラル、といったように、既存のリーダーに多くのニュートラルカードを加えることで、戦術の幅を増やしていけるカードが多く追加されます。
特にニュートラルのカードはスタッツの高い強力なフォロワーが多いため、純粋にスタッツ強化のカードは見た目の印象以上に強いような気がしています。
例えば、このカード
不思議の探求者・アリス
4コスト 3/4 進化後5/6 ニュートラル
【ファンファーレ】 自分の手札のニュートラル・フォロワーすべてと自分の他のニュートラル・フォロワーすべてを+1/+1する。
これだけ見ると、そこまで制圧力もないように見えるし、ある程度のニュートラルフォロワーをため込んでおかないといけないように思えます。ただ、+1/+1の強さは古くからシャドウバースをやっている人ほどよく分かっていると思います(セージコマンダー並感)
つまり、低コストのニュートラルフォロワー達がパンプアップされて次々に出てくることは、即ち盤面の制圧に繋がり、流れを強引に引き寄せることを意味します。
そんなことを可能とするこのフォロワーはなんと4コスト。これで恐ろしさが伝わったでしょうか?
また、ニュートラルは関係ないですが、このカードも面白そうです。
再生の毒林檎
2コスト スペル ネクロマンサー
自分のニュートラル・フォロワー1体はネクロマンサー・フォロワーになり、「ラストワード このフォロワーと同名のフォロワー1体を場に出す」を持つ。
こういうのは個人的に大好きです。2コストで使いやすいので、疾走持ちに使うも良いし、GMDに使っても十分強いですね。単純に強い能力を持つニュートラルフォロワーを再び場に出すために使うのも全然有りです。
また、似たようなカードでこのカードもお気に入りです。
ジャバウォック
8コスト 7/7 進化後9/9 ドラゴン
ファンファーレ 自分の他のフォロワーすべてを破壊する。破壊したフォロワーそれぞれについて、「それよりコストの大きいフォロワー」をランダムに1枚ずつ、自分のデッキから場に出す。
これもまた、面白いカードですねー。こういう何か大きな効果が一つドンとあるカードが好きです。遊戯王っぽくもあるような効果だなぁなんて思ったりもしました。まぁ僕の遊戯王はライトロードが全盛期の時で止まっているんですが。
私はいつも、新弾が出ると一撃で敵を倒せるコンボだったり、何か面白いことをしつつガチデッキにも戦えるようなデッキを考案しているのですが、残念ながらまだ現段階では思いついていません。
というのも、このワンダーランドドリームズのカードを知ったのは今日なので、流石にまだ全然よく分かっていないのです。
ただ、前回の新弾を紹介していた際に、均衡の大梟の記事で今後ニュートラルで組めるデッキが出てきたら面白そうですねー、なんて書いていたので、それが現実になっているようで嬉しいです。
それでは、ちょっと面白いデッキを作りに行ってきたいと思います。
それではまた。
新環境の最強デッキリストを見て感じたこと
長きにわたり、シャドウバースを出来ない日々が続き、ようやく週末。
できるだけ長い時間にたくさん戦いたいので、朝のちょっとした空き時間や昼休憩の小一時間はなかなかやる気が起きない。
それでもやっぱりmasterまでなっているだけあって、モチベーションはあまり衰えずこうして時間が取れたときにはPCから起動しちゃうんですよね。
さて、新環境から半月強が経った訳ですが、果たして現環境の"最強デッキ"とやらは発掘されたのでしょうか。
おそらく初心者の方から中堅者の方、AAからmasterになりたい方など広い範囲のユーザが参考にしているであろう某サイトで今の最強デッキとやらを確かめてみました。
ちなみに、私はこの環境が始まって直ぐはランプとコンボヴァンパイアを繰り返し使用しており、コンボヴァンパイアは勝ちパターンが同じという点、ランプは似たようなデッキが蔓延っておりミラーマッチは殆ど泥試合になることから途中から使用デッキを変更しました。
その後に使い出したのは、アグロネクロです。理由はこの環境が始まる前にアグロネクロを多く使用しており、前の記事か何かで書いたと思うんですけど、アグロネクロは3コストの優秀なフォロワーが現れれば化けると思うみたいなことを書いていたと思います。
そんな中、この《神々の騒嵐》ではネクロマンサーの3コストフォロワーに非常に優秀な奴が現れました。
・骨の貴公子
3コスト 1/1 フォロワー
【ファンファーレ】自分のフォロワーは全て【ラストワード】スケルトンを1体出す
を持つ。
このフォロワーが非常に優秀で、最低でも場に1体でもフォロワーがいればもう役割を果たすレベルだと考えています。
これまた前に書いたんですが、アグロネクロには風神は必要ないと言いました。ですが、このフォロワーのおかげで風神がとても有効に活用することが出来ます。
更に言えば、骨の貴公子に骨の貴公子を重ねると自分のフォロワーが全てボーンキマイラと化します(語弊がありますが)。
このフォロワーを見た瞬間に、
「あ、アグロネクロがいける」
と感じました。ただ、予想外にオルトロスも採用されており、そして強い。ヘクターも前調査記事の時にアグロに入るかもねー、でもないかなーみたいなこと書きましたけど、ミットレンジとしてデッキのキーとなっていました。
そして、このアグロネクロとミッドレンジネクロが最強デッキの一角として紹介されていました。
確かに、アグロネクロは環境二日目くらいから使っていましたが、本当に強くて取り敢えず戦えば勝てるレベルでした。ビショップのような不利マッチでも戦い方を間違えなければ全然勝つことも出来るほどです。
多分勝率は8割を超えていたと思います。本当に強かった。
ただ、今ではそれなりに研究も進んでおり、そう簡単には勝てないです。それでも最強デッキと言われるだけは有り、まるでスタンダード期のヘイトの高いアグロネクロが戻ってきたようです。
ミッドレンジの型はまだ使ったことが無いですけど、相手にしていて急に襲い来る魔将軍は恐ろしいものがありますね。
ランプドラゴンもミラーマッチがだるいという以外では本当に使っていて楽しく、すぐにPPがたまりウロボロスやサハクィエルからのイスラーフィール+ゼルなどで高火力をたたきつける姿はまさに最強デッキといえますね。
ただアグロネクロをよく使っていると、OTKエルフに毎回毎回間に合わずに吹き飛ばされるので、やっぱりOTKエルフは環境のトップなのかーと思ったらそんなことは無いようですね。ランプに入りがちなスタッツの高い守護やミッドレンジネクロの死の祝福によってOTKは止まるのが、環境トップにいない理由ですかね。
でも今私がよく使っているのは超越ウィッチです。
特に変わった点は無いと紹介されていましたが、超越を引ける可能性が高まったので単純に強くなったんじゃ無いかなぁと思うんです。
実際に使った感じは、確かに強くなっていると思います。例えば疾走をあまり積んでいないランプドラゴンはカモですし、へヴンリービショップもカモ、場合によってはOTKも有利です。ただアグロネクロは少し重いマッチかなと思います。ただ、あんまりアグロネクロと当たらないんですよね。
だからアグロネクロとあまり当たらない内は超越を使い続けたいと思います。
でも本当にアグロネクロは今来てるので、皆さん是非ドンドン使って下さい。ミッドレンジとどっちが強いかはよく分からないですけど、個人的にはアグロをずっと使っていたので愛着があるアグロネクロを推します。
masterになりたかったらアグロネクロを使おう!
《神々の騒嵐》新デッキ"コンボヴァンパイア"~実戦編~本当に8ターンで勝てるのか?
ついにやってきましたね、神々の騒嵐。
様々なカードが物議を醸していましたが、今回の環境はどのリーダーに落ち着くのか今から見物です。
前環境開始時にも書きましたが、おそらく環境トップになるようなすごいデッキは猛者の方々がどんどん公開していくでしょうし、そうじゃなくても実際に強いデッキというのは大会で結果を残したもので、一般の人がこれ強いよ!! って声を大にして言っても聞く耳は持たれない訳です。
じゃあ、カジュアルプレイヤーである我々に発信する意味は無いのか?
いいえ、違います。
たとえ一線で戦えるデッキで無くとも、環境トップのデッキに対して一矢報いることが出来るかもしれない、そんな可能性を秘めたデッキを作ることが残されています。
最強プレイヤーの方々はそんな一撃のロマンよりは、堅実に勝てるデッキを追い求めます。だからこそ、私たちはロマンを追い求めるのです。
と、適当なことをべらべらと抜かしたところで、本題に入っていきます。
前回の記事でこのようなデッキを紹介しました。
このデッキを実際に使ってみて、どれだけ勝てるのか? 理想の動きはできるのかなどを紹介していきたいと思います。
デッキには幾つかの変更点がありますが、大まかには同じです。まだ正式な形が決定していないので、決まってから紹介したいと思います。
まず、どれくらい勝てるのか?
これはまずこのデッキの動かし方になれる必要がありますが、今日私が一日中デッキ回しをした程度だと、現状で6割くらいです。本来強いデッキというのは、この環境初期だと7~8割くらい勝ててもいいものなので、現状ではこのデッキは一線級では無いと考えられますね。
どのデッキに有利でどのデッキに不利かはまだよく分かりません。ただエルフはあまり得意ではありません。ドラゴン、ヴァンパイア、ビショップには有利だと思います。ネクロ、ロイヤル、ウィッチには五分かそれ以下くらいですかね。
それでは次に、理想の動きがどれだけ出来るのか。
これは、思いの外上手くいきます。大事なことは3つだけ。
これを満たしていて、相手の場に守護がいなければ8ターン目で勝てます。仮にいても結局有利な状況を作ることが出来るのには変わりません。後は一応、進化権を残すようにしておくことも考えておきます。
なので、このデッキで考えるのは序盤をしっかりスペルで守って、隙があり次第バフォメットをプレイ。あとは手札を調整、7ターン目に鮮血をプレイしたりGMD進化など場に残りやすいプレイングをして、8ターン目を迎えます。
それでは、実際にプレイの様子を見ていきたいと思います。
ビショップとのマッチングです。
-
マリガン
マリガンでは取り敢えずデモンコマンダー・ラウラとバフォメットをキープしておきたいところですが、最初の手札3枚のうちいきなり後半に使う2枚を保持してしまうと序盤に攻めきられてしまうので、2コストスペル(群れなす飢餓や鮮血の口付け)を探しに行きます。デモンコマンダー・ラウラは返しても良いです。アザゼルはバフォメットでコストを下げないと意味が無いので出来るだけ引きたくないです。
- 2ターン目
1ターン目はお互いに動きが無かったので割愛。こちらは血の代償でコンボパーツを探しに行きます。アザゼルを引いてしまっているのはとても厳しいです。
さらに、今回先攻になってしまったので、使える進化権は2つ。内1つはアザゼルに使うと考えると、除去に使える進化権は一つだけになってしまいます。とにかくどれだけ体力を削られても0にならなければ良いので、その辺をよく考えてプレイしていく必要があります。
血の代償で引いたのはサディスティックナイト2枚。なんというかたまり。相手はラピッドヒーラーをプレイしてきました。エイラ軸と思われるので、処理を怠って手が付けられないほどにスタッツが上がったりしなければ大丈夫そうです。
- 3ターン目、4ターン目
こちらはヴァイトをプレイ。ヴァイトがデッキに入っている理由は、序盤を守ることが出来る点と、7ターン目に出すことでたとえ攻撃されてもコウモリを1体場に残すことが出来るからです。
続く相手はやはりエイラをプレイ。ラピッドヒーラーでヴァイトを倒しに来ます。
その後こちらはヒーリングエンジェルをプレイ。このカードの採用理由も序盤の守りのためです。
- 5ターン目、6ターン目
その後法典を撃たれ、ヒーリングエンジェルが消滅してしまいます。こちらの5ターン目はコウモリで攻撃するのみに留まります。相手のリーダーに攻撃する必要は無いので、相手のフォロワーを常に警戒します。
相手はラピッドヒーラーとヒーリングエンジェルをプレイし、コウモリを捕らずにターンを終えます。
こちらは血の取引をプレイ、ようやくコンボパーツが整います。鋭利な一裂きでラピッドヒーラーを倒し、コウモリでリーダーを攻撃、ターンを終えます。
-
7ターン目
こちらはもちろんバフォメットをエンハンスでプレイ。そして残ったPPで鮮血の花園もプレイします。後は守護を出されないか、鮮血の花園が退かされなければ勝ちです。
そして、運命の8ターン目……
相手は特に警戒することも無く、エンシェントレオスピリットをプレイするだけに留まりました。
後は何度も話しているコンボで勝つだけですね。
これでゲームエンドです。なんというか、鮮血の花園で締める感じがギミックが動いている感が出ていて好きです。
このように、積極的に攻めてくるデッキでは無い場合は8ターン目で勝つことはそんなに難しくありません。問題は積極的に攻めてくるデッキです。
そう言ったデッキの場合は、相手の最高打点を計算しながら、負けない程度であれば相手のフォロワーを見逃したりしていきます。
例えば相手がドロシーだったとして、7ターン目、相手は場にゲイザーがいてこちらは無し。しかし今バフォメットと鮮血の花園をプレイしないともうチャンスが無さそうだ、っていう状況だとします。
次に相手が出せる火力としては、ゲイザー(3)+レヴィ進化の紅蓮(3)+ルーン(2)+刃(2×1~3)=10~14 が良いところですね。これはかなり理想的な動きをされた場合であるので、大体8~10くらいあれば大丈夫です。
ということは、体力があればゲイザーを放置して次のコンボの準備をしにいっていいということです。逆に体力が8以下しかない場合はゲイザーを処理しに行く必要があります。最悪体力がギリギリまで削られてしまった場合はアザゼルを出してしまうのも手です。
いろいろ書いてきましたが、いかがだったでしょうか? ちなみに私はこのデッキを使って4連勝が限界でした。もっと強く出来れば良いところに行くだけのポテンシャルは持っていると思いますので、是非皆さん使ってみて下さいね。
まだ新環境このデッキしか使ってないですが、本当はもっといろいろ使ってみたいところ。やけにドラゴンが多かった印象ですが、みなさんハイパワーカードが使いたいっていう証拠ですかね。
私も使いたいんですけど、いかんせん当たったレジェンドがね……ミント、ローラン、闇墜ちジャンヌ……こいつらの使い道も考えてやろう。
それではまた。
《神々の騒嵐》新デッキ"コンボヴァンパイア"のレシピと解説~8ターンで決着を~
書く書くと言って結局今の今まで遅れてしまったヴァンパイアのデッキ紹介ですね。
神々の騒嵐は3月30日実装ということで、続々と新カードが明らかになっていますが、実装されてからデッキを作っているようでは間に合いません。今から考えないとです。
というわけで、今回は中でも面白そうだと思ったヴァンパイアに注目して
"コンボヴァンパイア"
と銘打った、面白そうなデッキを紹介していきたいと思います。
ただ、予め言っておきたいのは、まだ構想段階であり、理想の動きも机上の空論でしか無い可能性があると言うことです。やはり効果が明らかになっていたとしても、実際に戦いの中で洗練していくことで初めてデッキとして成り立ちます。つまり今は初期の初期段階なのです。そのため、多くの人と意見が食い違うことがあると思いますが、ご了承下さい。
それでは、デッキの紹介です!!
では、このデッキで何がしたのかを簡単に紹介します。
やりたいことはコンボドラゴンと同様とても明確です。
それはずばり、
アザゼルで勝つ
以上です。
では、どのようにして勝つか。
このデッキは大きく分けてこれらの要素から成り立っています。
- バフォメットによるアザゼルの確定サーチ
- ミニゴブリンメイジによるバフォメットの確定サーチ
- デモンコマンダー・ラウラとアザゼルによるコンボ
- それでも引けない事故が無いようにドローソースの大量投入
- 8ターン目まで生き残るための策
- 上のコンボがリーサルとなるような盤面準備
では、具体的に説明していきます。
バフォメットによるアザゼルの確定サーチ
これは言わずもがなですよね。
フォロワー 2コスト 2/1
【ファンファーレ】攻撃力5以上のヴァンパイ・フォロワーを1枚デッキからランダムに手札に加える。
エンハンス:5 その後、そのカードのコストを-3する。
この効果により、アザゼルを確定サーチします。さらにエンハンスでアザゼルのコストを5にすることにより、アザゼルをデモンコマンダー・ラウラによって疾走化し、そのまま攻撃しようという試みです。
ただ、これだとバフォメットが引けないことには何も始まりません。なので、バフォメットも確定で持ってこられるようにミニゴブリンメイジを入れています。
もう効果は書かなくても良いですよね。このカードでバフォメットも確定で持ってこられます。
ただ、それでもまだ怖いので、多くのドローカードを入れています。この辺は実際にデッキを回したときの事故率などを加味してドロー系カードを減らしたり調整していくつもりです。
8ターン目でまで生き残るための策
このデッキは後で話しますが8ターンで勝てるように立ち回ります。アザゼルを絡めて勝つのでそれまでに相手の体力を減らす必要はありません。そのため、8ターンを迎えるまでにとにかく生き残る必要があります。そのための除去スペル大量投入です。
この流れ、なんか見たことがありますね。
そうです、このデッキと同じなんです。
結局同じコンボなので、似たようなことをしているんですね。
ただ、このデッキとは大きく異なる点が一つあります。
それは、進化権を惜しまなければいけないと言うことです。
コンボドラゴンでは、ダメージは荒牙の竜少女によるバーンダメージだったため、進化を惜しみなく除去に使うことが出来ました。
しかし、このデッキは違います。このデッキは勝利方法として進化権が重要なファクターとなっているんです。そのため、進化権をなるべく使わないようにして相手の盤面を除去し続けなければいけません。
リーサルまでの延命はまだ詰め切れていないので模索段階ですが、群れなす飢餓、鮮血の口付け、GMD等でなんとか生きながらえましょう。
さて、お待ちかねのリーサルについてです。
8ターンで勝つために
このデッキで目指すのはアザゼルを出したターンに勝つこと。つまり、バフォメットでコストの下がったアザゼル(5コスト)+デモンコマンダー・ラウラ(3コスト)=8コスト
で勝つことです。ということは、仮に進化権が余っていたとすると、アザゼルを進化させて攻撃力は9。アザゼルの効果で確実に相手の体力は10なので(ロイヤル新レジェのアミュレットが出されていたら知らん)残り1ですね。これを削りきるために、このカードです。
鮮血の花園
アミュレット 1コスト
【カウントダウン】4
自分のターン終了時、お互いのリーダーに1ダメージ。
このカードは、仮に前半に引いても絶対に出しません。出すのはアザゼルを出す数ターン前。このカードが退かされず、進化アザゼル殴りが通れば勝ちです。
このカードが引けていない場合は、アザゼルを出すターンに自分の場にフォロワーが残るような動きをします、
クイーンヴァンパイアや新カードのゴブリンプリンセスなど横に展開するカードを使ってとにかくアザゼルを出すターンに他のフォロワーもいるように準備するんです。
もしうまく決まれば、進化権がなくても勝ち切ることができます。
このデッキの弱点は、守護と進化権がなくなることです。進化権を温存した除去をするために処刑人の斧を採用したり、アザゼル後の打点確保のためにヴァンパイアライカンを採用していますが、正直ここはもっといいカードがあると思います。一番ほしいのは潜伏なんですが、ヴァンパイアには潜伏がいないので困ったものです。
守護が出された場合は、何とか除去カードで退かした後、アザゼル+ラウラ+処刑人の斧などでさらに勝ちを詰めに行きます。
とまぁ、こんな感じです。コンボドラゴンと似たようなことで申し訳ないです。
件のデッキと同じように、体力をリソースにアザゼルでの勝利を追い求めます。体力をリソースにする戦い方は復讐ではないものの、黙示録などがある分ヴァンパイアとは相性のいいスタイルです。
このデッキが実践レベルになるのかは微妙なところですが、まだ新カードは出きっていませんし、そもそもまだ戦えていません。コンボドラゴンを世に出したときは少なからず面白いデッキだとか、使っていますという声を聴きまして、本当にうれしかったです。
なので、今度はこの大好きなアザゼルを使って楽しく強いデッキになればいいなと願うばかりです。
今回の新弾はほかにも面白そうなカードがたくさんあるので、いろいろなリーダーであらかじめデッキを紹介できればいいなと思います。
それではまた。
新カード考察その4 ヴァンパイアとニュートラル編 神々の騒嵐
公式の新カード発表のペースが早くて全然追いつかないですけど、今回も張り切っていきましょう。
前回の新カード考察の記事はこちらのリンクからどうぞ!
今回はニュートラルとヴァンパイアについてです。ヴァンパイアは面白そうなのでざっと作ろうと思っているデッキも今後紹介したいと思います。
ヴァンパイアの注目カード
- ベルフェゴール
フォロワー 4コスト 4/4
【ファンファーレ】カードを2枚引く。その後、自分のリーダーが復讐状態じゃなければ、体力が10になるようにダメージを与える。
最初に読んだ時は「うん?」って思ったんですけど、だんだん印象が変わってきたカードですね。ソウルディーラーと違って体力が半分になる訳では無いので、4~5ターン目に出すのであればまだ即リーサルとはならない事が多いのが強み。漆黒の契約と違って即効性もあるため、非常に使いやすいカードとなっていると思います。ディーラーより使いやすく、ドローという非常に扱いやすい効果であるため、強力なカードですね。
- ブラッドムーン
アミュレット 3コスト
カウントダウン4 【ファンファーレ】自分のリーダーは復讐状態(体力が11以上でも)になる。この効果はこのアミュレットが場を離れたとき失われる。
難しい復讐状態を無条件で作り出すことが出来るアミュレット。更にカウントダウンは4と長く、相手がどかせない場合かなりの間アドバンテージを稼ぎ続けることが出来る。虹の輝きからも外れていて良い感じ。ただこのカード、要はヴァンパイア固有の能力である「復讐」というシステムが他リーダーの固有システムに比べて、大きな問題を抱えているシステムで有り、こういう無条件的にその状態を作り出すカードを作らざるを得なかったという惨状を汲み取ることが出来ます。だってこんなカード普通に考えたらルール書き換えレベルのカードなので、まず間違いなく大きなリスク(高コストやディスアドバンテージ)があって然るべきなのに、ほぼノーリスク。
とても強いカードですが、反面ヴァンパイアの今後を心配せざるをえないカードとなっていますね。
- ソウルドミネーター
フォロワー 7コスト 4/6
【疾走】自分のフォロワーが破壊される度、+1/0する。
アルカードと似たようなカードだけど、用途は大きく異なる地味に気に入っているカード。アルカードに比べ非常に攻撃的な性能を持っている。どちらを採用するかはデッキ次第ですね。
ニュートラルの注目カード
フォロワー 9コスト 8/8
【ファンファーレ】自分のリーダーを4回復。
攻撃時、相手のリーダーを相手のフォロワー全てに2ダメージ
非常に強力な1枚。普通に出しても十分強いが、やはりサハクィエルから出すのが理想的。というよりも、ドラゴンのPPブーストからやりたい方題するデッキがドンドン強化されていって嬉しい限り。まだこのブログでは紹介していない新レジェンドの水竜神の巫女や、ラハブといったPPブーストやそれによって強化されるカードが増えてきているため、かなりエーテルはかかるものの非常に強力なデッキが完成するのでは無いかと考えている。もちろん、サハクィエルからの動きは他のリーダーでも可能なので、多様性のあるフォロワーだと思う。
- 癒やしの奏者・アンリエット
フォロワー 7コスト 4/5
【ファンファーレ】攻撃済み状態の自分の他のフォロワー1体を攻撃していない状態にして、体力を上限まで回復する。
元から場にいるフォロワーに使えばリーダーも攻撃出来て、同じターンに出して進化させたフォロワーに使えば突進状態になるという事だと思う。難しく考えずに、そのフォロワーを攻撃していない状態にするということなのだろう。そう考えると、他にフォロワーを必要とするものの、突進や疾走付与に似た使い方ができ、実際はそれ以上の効果を期待出来ます。最初、ハイドラに使えば――と思ったけど3回攻撃出来るだけでした。
- 彷徨の詩人・エルタ
フォロワー 2コスト 2/2
【進化時】お互いのリーダーはファンファーレ能力を発動出来ない。この効果はこのフォロワーが場を離れたとき失われる。
分かりやすいシステムフォロワー。ただし進化時効果であるため、早くて4ターン目になり、しかも直ぐに除去されやすい。後半出すにしても大事な進化権をこのフォロワーに使えるのかどうかは微妙なところ。みんなが思うほど活躍する機会は無いんじゃ無いかと思っているけど、どうだろう。
- 均衡の大梟
フォロワー 4コスト 3/3
【ファンファーレ】デッキにニュートラルカードが20枚以上あれば+2/+2する。
前々回の記事で言っていたニュートラル縛りすることで恩恵があるカードが早くも収録。しかし、条件の割にはそれほど強くなく、しかもこのテキストだと、後半に引いてデッキが既に19枚以下だと意味を成さない可能性があるのも×。このデッキというのが40枚のデッキを指すのか、現在のデッキ枚数を指すのか、まぁどちらにせよそれほど強くは無いが、こういうカードはドンドン増えて欲しい。
- 力比べ
アミュレット 3コスト
カウントダウン2
このアミュレットが場にある限り、お互いの全てのフォロワーと新たに場に出たフォロワーは、相手の場に攻撃出来るフォロワーがいる限り、リーダーを攻撃出来ない。
これまた面白いカード。こういうカードが出るならカウントダウンを遅らせるカードとか欲しい。やはりこれは序盤に出すのでは無く後半に、しかもただ出す場合、攻撃するフォロワーは選べてしまうため、破壊させることで有益であるカードや、モルディカイのようなカードとセットで出したい。ネクロの追い風になるか。
次の記事ではヴァンパイアのデッキについて書いていきたいと思います。
面白そうなアミュレットも増えてきていることだし、アミュレット版ウルズとか面白そうだと思うんですけど、サイゲさんどうですかね?
それではまた。